徘徊を見守る「みつけて@ほーむ」|IoTで未来を創造する 株式会社ナスカ

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徘徊を見守る「みつけて@ほーむ」

最近、いつの間にか家から居なくなっていてヒヤッとした。
そんな介護家族の方のために「みつけて@ほーむ」がお役に立ちます。

24時間見守る事は心理的・肉体的疲労も高く、
かと言って鍵を閉めて無理に閉じ込めるような事はしたくない。
何より本人の自由を奪ったり、不安を抱かせなくない。
そんなご家族のお気持ちをサポートする徘徊感知機器です。

認知症の中核症状である徘徊行動は、

徘徊中での事故や転倒による怪我にも繋がり、その治療に時間を要してしまうと、それがきっかけで認知症が進んでしまうこともあります。
このような不幸な事を起こさない為に、事前に徘徊に気付ける徘徊感知機器をご利用ください。

認知症の中核症状としてよく見られる、徘徊行動

物盗られ妄想と同じく、認知症の中核症状としてよく見られる、徘徊行動。その全てには理由があります。
外に出かけてしまうのは、今いる所が自分の家ではないと感じ、落ち着かなくて外へ出てしまう、また自分の家を探しに出かけてしまうという場合もあるのです。
家の中を歩き回るのも、「トイレに行きたいけど、どこだったっけ?」「台所は?」等場所が分からなくなり、家の中で「迷子」になってしまう事によります。
家の外での事故として避けたいことは、本人が焦ってしまい、大きな負荷をかけた結果、疲労によるねんざや骨折事故になってしまう事です。
誰かがついていれば焦る事もなかったのに、それが元で寝たきりになったり、認知症の症状がより進行してしまうケースがあります。

こんな介護生活においてストレスや肉体的疲労を少しでも軽減する方法があります。
それは“小型発信器と受信機を組み合わせ、狭いエリアを機械で見守ることにより、事前に外出される事がわかる”徘徊感知機器の活用です。

認知症の中核症状としてよく見られる、徘徊行動

製品概要

小型の電波発信機(*Beacon)とこの発信機を感知する受信機のセット商品です。
出入り口等に受信機を設置しておき、発信器が受信機を通過(又は近づく)すると受信機が感知し、音でお知らせします。

他タイプの感知機器とは違い、発信機を持った方のみ感知します。

受信機は1mから5mまで感知距離をダイアルで調整でき、音量も5段階で調整可能です。
発信機は1セットに付き5個付属しますので、襟に縫い付ける等の工夫も可能です。
オプション品として、外部スピーカー・家庭用コンセント給電・外部電池をご用意しております。

※発信機のBeacon(ビーコン)とは小型軽量(500円玉大)の発信機でBluetooth Low energy(BLE)の技術を用いて心臓ペースメーカーなどに影響を及ぼさない微弱な電波を発信します。当製品は、ボタン電池で最大約1年間稼働します。

準備・使い方

受信機を玄関などの出入り口に設置して下さい。
発信機はご本人がいつもお持ちの物(財布など)の中に入れておく、又はできるだけ違和感を感じないようなところに付けてあげて下さい。

受信機の感知距離はダイアル5段階(1から5まで、それぞれ1mから5mに相当します)で調整できますので、お住いの環境に合わせられます。(受信機の電源をオンにした状態にしておいて下さい)
音量も5段階にて調節できます。

通信費は一切かかりません。

発信機を持たれたご家族が、受信機を通過又は受信機に近づくと受信機から音を出して外出をお知らせします。

持ち方の例

■財布に入れる
■お守り袋に入れる
■帽子に付ける
■ベルトに付ける
■ステッキに付ける
■襟に縫い込む
■靴に付ける

みつけて@ほーむ(介護保険:福祉用具貸与 認定製品)

  • 製 品 名|みつけて@ほーむ
       (介護保険:福祉用具貸与 認定製品)
  • セット内容|受信機1台・発信機5個・取扱説明書
          保証書
  • 定   価|1セット 143,000円(税別)
介護保険:福祉用具貸与品の認定を受けていますので、保険の範囲でご利用できます。
ご相談・お求めは担当ケアマネージャーさんまで、ご連絡下さい。

製品仕様

■受信機
受信機電波の範囲 最大5m
受信機使用電池 単三電池 3本
受信機使用可能な温度範囲 0℃(摂氏)~50℃(摂氏)
周波数帯 2402MHz~2480MHz
受信機送信電力 -30dBm~+4dBm(端子出力)
受信機バッテリー残量表示 残量低下時 LEDランプ点滅機能あり
受信機付属品 無し
受信機サイズ 縦135mm、横76mm、高さ38mm
受信機重量 300g
受信機報知方法 ブザーが鳴る(5段階調整可能)
その他備考 オプション品で、外部スピーカー・ACアダプタ給電・外部電池対応
■発信機
発信機電波の範囲 最大45m
発信機使用電池 ボタン電池 CR2016×1個
発信機使用可能な温度範囲 華氏5℃(摂氏-15℃)~華氏150℃(摂氏65℃)
周波数帯 2.4GHz ISM帯
発信機送信電力 最小 0.01mW (-20dBm) ~ 最大 10mW (+10dBm)
発信機バッテリー残量表示 専用アプリケーションにて確認
発信機付属品 キーホルダー用プレート
発信機サイズ 直径24mm 高さ4mm
発信機重量 4.5g
その他備考 通信料金はかかりません

オプション品(介護保険適用外品)

1.家庭用コンセント給電(ACアダプタ)
2.外部電源ボックス(単一電池3本使用)
3.外部スピーカー

参考資料

■受信機
タイプ 概要 メリット デメリット
送信機型 送信機と対になる受信機があり、送信機が発する電波により受信機が反応し介護者に知らせる。 他タイプと違い対象者のみを感知する。 対象者に送信機を常に持ってもらえる(身に付けてもらえる)よう、対象者に送信機を持たされていると感じさせない工夫が必要。
マット型 重量センサーを玄関やベッド脇にあるマットの下に設置しておき、人の動きを感知したら作動する。 ベッドからの起き上がりを知らせることができ、秒単位で起き上がり時間の設定が可能。 ベッドから下りた時点でご家族が見守りに行くことで、転倒などのケガを防ぐ効果があり、マットなので場所を選ばず置ける。 マットを踏むとセンサが反応するので、玄関に置いてしまうと全ての人の出入りを感知してしまう。
動体検知型 対象者がセンサの前を遮ると検知し、離れた場所にいる介護者に知らせる。 センサが感知した時だけ反応(オン・オフ)するので、バッテリの消耗度が少ない。 センサー前を遮るものはすべて反応してしまうため、対象者以外の人(物)に反応しないよう設置する工夫が必要。
カメラ型 動体検知型と同じく、対象者がセンサの前を遮ると検知し、離れた場所にいる介護者に知らせる。 家族が外出に気付かず対象者が既に外出してしまった場合でも、対象者の外出時の服装等がわかるので、捜索の手がかりになる。 こちらも動体検知型と同じく、全ての人を対象として感知してしまう。
接点ドア型 ドアにセンサ機器を取り付け、ドアの開閉時に反応し、感知する。 ドアに付けるだけなので、設置が簡単。 動体検知型と同じく、ドア開閉のたびに反応してしまう。

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